重度の臓器不全症に対する治療手段は臓器移植や人工臓器ですが、臓器移植では絶対的なドナー臓器不足が大きな問題であり、人工臓器には生理機能や生体適合性の問題があります。当社は東京大学の中内啓光教授等の発明によるiPS細胞等多能性幹細胞から胚盤胞補完法を用い膵臓・腎臓等の臓器を再生する特許(一部の国で成立済)の独占ライセンス権を東京大学より取得・管理しており、多くの移植待ち患者を救済すると共にヒトの臓器や組織を利用した創薬や医療技術開発に画期的進歩をもたらすべく、子会社(キマエラ社)を通じ事業化を目指しています。
免疫細胞の一種であるT細胞は、がんやウイルスなどから体を守る重要な働きを担っていますが、闘病が長期に及ぶと疲弊して機能が低下してしまいます。当社は中内教授等の発明によるT細胞をiPS細胞を経て再度T細胞に戻して再活性化しガンやエイズ等の治療に用いる特許(一部の国で成立済)の独占ライセンス権を東京大学等より取得・管理しており、子会社(アドバンスト・イミュノセラピー社)を通じ事業化を目指しています。